その日を摘む

総合職のきままな雑音

普通に誰かを好きになるということ

20代の曲がり角に差し掛かり、周りに結婚する友人や同期などが増えてきました。

残念ながら私にその予定は一切ないんですけど、誰かが祝福を受けて幸せになるっていいものだなーとしみじみと思います。未来を感じる……。

 

そんななか、ふと自分を振り返って思うことがあります。

 

これまでの人生の中で、誰か好きな人がいたことはありますか?

誰かと幸せになりたいと思ったことがありますか?

 

私は思い当たりません。学生時代も、社会人になって数年経っても、まったく好きな人がいないです。憧れの人だっていません。

誰かとステディな関係を築きたい欲求が、全くないんです。

 

年齢的にもそろそろ……なので、自分を追い込むために、恋活だの婚活だのアプリだのに挑戦してみたんですけど、全てこちらから連絡を絶って、終わりにしてしまいました(向こうは悪くないので、本当に申し訳ないことをしてます)。

好意を寄せられると気持ちが悪くて仕方がない。

 

誰か好きな人ができて恋焦がれることは普通で、誰もが通る一般教養で、青春に当然あることで……

それが出来ない自分がとても嫌で、しんどいです。何か特別な才能がある訳でもないのに、世間一般の普通すらこなせないなんて、自分は欠陥品だという思いが強くあります。

 

対象が異性でも同性でも、誰かを好きになること、愛せることは本当に尊いことだし、その気持ちを大切にしてほしいと思います。

私はどうして出来ないんだろうなぁ。

生きていくのって本当に難しい。